ナチュラル&オーガニック専門カタログ
『Vie Nature(ヴィ・ナチュール)』
「Vie Nature(ヴィ・ナチュール)」とは、フランス語で“ナチュラルな暮らし”という意味。作る人・環境・地球・そして自分自身にやさしい暮らしを送りたいと考える生活者のためのカタログに、コープデリグループはそう名前を付けました。気になる原料や添加物を使わないシンプルな商品や、環境配慮型商品、オーガニック認証を受けた商品など、農畜水産品から日用品に至るまでバラエティー豊かな品揃え。このカタログが、コープデリグループによるオーガニックへの取り組みの基盤となっているわけです。
情報をコンパクトにまとめ、端的に伝える
カタログの紙面も、店頭のPOPも、スペースは限られています。けれども、オーガニック商品や環境配慮型商品というのは、本来、とても“饒舌”なもの。商品が生まれる背景には、「産地の雰囲気や空気感」、「生産者の方々の努力や苦労」、そして「そこから生まれる美味しさ」など、様々なストーリーがあります。それらのストーリーを端的に伝えることで、「その値段になる理由(わけ)」を理解し、納得して購入していただけるのだと、生鮮調達農産部の飯田さんは考えています。コンパクトで分かりやすく、かつ印象的に商品情報を提供するカタログ作りは、宅配編集部・家近さんや倉林さん達の腕の見せ所です。
単なる売り買いではなく、作る人と生活者が支えあう
カタログの紙面や店頭のPOPでは伝えきれない商品のストーリーや産地の状況は、webサイトでの情報発信で補足。さらに、組合員向けイベント「フェスタ」を開催し、生産者や商品に直接触れて理解を深めていただく機会と場を作っています。「伝えること」、「理解・納得していただくこと」を何よりも大切にしているのは、単に売り買いするのではなく、“作る人と生活者が支えあう”ことを目的とした生協だからこそ。生産時の基準を分かりやすく端的に伝えるツールの1つとして、有機JASマークも役に立つと考えられるため、認証を取得しようとする農家へのサポートも行っているそうです。 |
持続可能な社会を目指して
有機農業やオーガニックライフの根幹に流れるテーマ、それは「サスティナビリティー(持続可能性)」。コープデリグループは、持続可能な社会の実現を目指し、様々なプロジェクトを手掛けています。その主軸となっているのが、「お米育ち豚プロジェクト」、「佐渡トキ応援プロジェクト」「美ら島応援もずくプロジェクト」。どれも、環境を守りつつ美味しい食べものを生産し、それらを組合員さんに購入・消費していただくというものです。この他にも、廃棄物の削減・食品ロスの減少・地域活性化のための取り組み・災害への備え、都市と農村部とのつながり強化、女性や障がい者の活躍推進、途上国への貢献など、様々なプロジェクトが進行しています。
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