2022/3/25
セミナー


有機農業及び有機食品表示制度に関する研修会
「オーガニックリテラシー講座」のご報告
実施概要

日  時:計7回開催 ※各日とも16:00〜18:00で開催
     第1回 2021 年 9 月 1 日(水)
     第2回 2021 年 9 月15 日(水)
     第3回 2021 年10 月 6 日(水)
     第4回 2021 年10 月20 日(水)
     第5回 2022 年 1 月 7 日(金)
     第6回 2022 年 1 月19 日(水)
     第7回 2022 年 2 月 2 日(水)
実施方法:オンライン
     有機食品制度に関する展示:スーパーマーケットトレードショー2021(幕張メッセ)
対 象 者:有機農業や有機食品に関わる事業者および有機食品に関心を持つ事業者
参 加 費:無料
実施内容:第1回 オーガニック食品とは何か/有機JAS表示制度とは何か
     講師:摂南大学農学部食農ビジネス学科 准教授
             NPO法人有機農業認証協会 理事長 中塚 華菜 氏
             NPO法人有機農業認証協会 事務局長 岡田 仁  氏
第2回 オーガニック食品の消費動向と購買層の特性
          講師:摂南大学農学部食農ビジネス学科 准教授 谷口 葉子 氏
第3回 チェーンストアにおける有機農産物取り扱いについて
          講師:イーサポートリンク株式会社 執行役員
             事業推進本部事業開発ディビジョンマネージャー 伊藤 訓 氏
第4回 正しい店頭表示について
          講師:品別機構株式会社 中級食品表示診断士 森崎 秀峰 氏
第5回 オーガニック食品と自然環境・社会環境/有機農産物の栽培方法 
          講師:株式会社成田ふぁーむ  成田 周平 氏
第6回 有機農産加工品の現状 
          講師:ムソー株式会社 商品部 課長  八坂 健一 氏
             株式会社むそう商事 海外営業部 部長  松田 宗道 氏
第7回 有機農業のためのスマート農業 
          講師:スマートアグリコンサルタンツLLC
             一般社団法人日本農業システム協会代表理事  渡邊 智之 氏

参加者告知:全国スーパーマーケット協会 会員向けFAX通信 配信(8/25)
      retalers.jp メルマガ配信(8/3)
      日本有機農産物協会告知(8/1)
参加者数: 第1回33名 第2回40名 第3回43名 第4回43名 第5回43名
     第6回43名 第7回43名  合計288名


実施結果
参加企業一覧

■会場参加企業 27社/団体 のべ288名

株式会社サンコー、島根県農林水産部 産地支援課、株式会社コープ有機、東都生活協同組合、ムソー株式会社、株式会社ビオ・マーケット、株式会社ビオ・マーケット福岡、ビオマルシェの宅配、株式会社マイファーム、株式会社シグマクシス三宗貿易合同会社、オイシックス・ラ・大地株式会社、株式会社こだわりや、株式会社エム・オー・エー商事、有機農業事業協同組合株式会社ビオスタイル、自然農法販売協同機構、株式会社ライフコーポレーション、イーサポートリンク株式会社株式会社オーガニックパートナーズ、パルシステム生活協同組合連合会 産直事業本部、成田ふぁーむ(有機農業認証協会)有機農業認証協会、株式会社マルタ、株式会社日本経済社、REYES SILVA YANET LAURA、AIC大学校
アンケート結果
第1回 オーガニック食品とは何か/有機JAS表示制度とは何か




■コメント一覧
・遺伝子組み換え、種子法、種苗法(海外産の有機栗や筍、有機ワインについて)。
・外国のオーガニック認証制度と日本の制度との比較。外国ではなぜ酒がオーガニックになるのか。
・生産基盤を増やすためにできることは何か など。
・何分、有機作物に関しては知識が不足しているのでいろいろとご教授願います。
・情報収集中のため、どのテーマも取り上げて欲しいと思っております。
・有機農産物加工品展開のための課題と現状。
・SDGsと有機農業。地球温暖化と有機農業。又、今回のセミナーについて、初めて聞いた言葉として、『土が痩せる』
 でした。このようなメカニズムを消費者へ伝えていく事が、一つの購買動機につながるのではと感じました。
・有機に取り組まれている農業者の実例紹介。品目ごとの有機栽培の方法や留意点。
・勉強中のため、様々なテーマを希望。
・2019年以降の有機農業者の新規参入者の状況。有機JAS同等性における日本食品の輸出動向。 
・まだ知識を修得中です。どのような事でも結構です。

第2回 オーガニック食品の消費動向と購買層の特性




■コメント一覧
・今回のお話、わかりやすくてよかったです。ありがとうございました。
・コロナ禍での市場の変化について・
・有機農産物の生産量をどう増やしていくか。地域の取り組みなどを含めて様々な事例をお聞きしたいです。

第3回 チェーンストアにおける有機農産物取り扱いについて




■コメント一覧
・有機農業の取り組み面積を増やしたのちの出口戦略。 
・生産者が有機農産物を栽培する理由。
・今回の会議においては、有機の魅力と問われた場合、簡略的に表現できないと感じました。
 足並みを揃えた短略的な文言(キャッチコピー)で先導していく必要性を感じました。
・今回の講義でありましたシニア層に購買意欲がある点を考えた場合、情報の発信元は、病院または、
 病院の先生と推察。→ 病院(食)と有機。
・勉強中のため、どのような内容でも楽しみにしております。

第4回 正しい店頭表示について




■コメント一覧
・GLOBAL G.A.Pの認証について
・1・2回目をアーカイブ視聴させていただきましたが、いずれも大変勉強になりました。できましたら、
 生産・加工・流通・消費者それぞれの実態を、データや具体事例等でお示しいただけるような内容を
 お聴きしたいです。
・実際に販売されている有機農産物の商品表示についての解説など。

第5回 オーガニック食品と自然環境・社会環境/有機農産物の栽培方法




■コメント一覧
・様々な情報を収集中です。

第6回 有機農産加工品の現状 




■コメント一覧
・実際の売り場でのオーガニック訴求の取り組み例や、スタッフの教育について知りたいです。
・本日のお話にもあった海外動向・取り組み事例(ドイツの公的財政支援・コロラド州の販売価格逆転現象、
 Jimbo's Naturallyの水関連サービス・ベルギーの醤油量り売り)をもっと色々知りたいです。

第7回 有機農業のためのスマート農業 




■コメント一覧
・賞味期限に係る食品ロス問題(メーカー努力だけ求めず、消費者・流通の意識を変えてほしい)。
・これまでの内容と重複する部分もあるかとは思いますが、「オーガニック」をよくご存知ない一般の消費者の方々に、
 わかりやすく簡潔に良さをお伝えするにはどうすればよいのかいつも悩んでおります。
 オーガニックのファンになっていただくために必要な情報とは何なのか、取り組みや事例があれば是非知りたいです。
・様々な角度から有機農業の取り組みを知ることができました。頂いた資料を今一度読み返して理解を深めたいと
 思います。現実問題として、有機農業は簡単に広げていくのは難しいのではないか、というのが現時点での自分の
 感想です。生産現場が意欲をもっと強くもてるようにするために、自分たちは何ができるのか考えたいと思います。
・有機とのマッチングに触れる部分があまりなく、聞き方に工夫を必要とされる内容だと思いました。

全体を通しての感想

・毎回様々な分野の専門家が講演されていたため、有機農産物に関わる職種・業界を幅広く知ることが出来ました。
・途中からでしたが参加させていただきありがとうございました。こういう機会があると理解が進み、有難いです。
・様々な目線からご講演いただき大変勉強になりました。ありがとうございました。
・前半は今回のような講義形式、後半は講義された方含めその分野の方々のディスカッションというかファシリテーターの方を介して複数の方のお考えなどをお聞かせいただけたらより広く深い情報が得られるかなと思いました。講義を聞いてその場で質問が生まれるというよりは講義で情報を得た後に調べたりすることで疑問が浮かんできます。一つのテーマに対し見識のある方々の様々なお話を聞けたらありがたいです。
私がまだまだ知識が少ないのでこのように思うのかもしれないですが…今年度はお世話になりました。
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