2019/8/25
イベント


夏休みの最後の日曜日
「こどももおとなもオーガニック」

8月25日(日)夏休みの最後の日曜日、有機農業・有機農産物を知るいちにち「こどももおとなもオーガニック」が表参道のクレヨンハウスで開催されます。有機JAS映像の上映やオーガニッククイズ、有機JAS認定生産者のミニミニマルシェ、お絵描きコーナーのほか、オーガニック全般の質問に100回答!「いずみんのオーガニック相談コーナー」など盛りだくさん。入場は無料!是非遊びにきてください。
当日行われた「消費者なら知っておこうオーガニック〇×クイズ」、ぜひみなさんも挑戦してみてください。言葉尻の引っかけ問題もありますが、この30問を知るとオーガニックのことが良くわかることでしょう。

「消費者なら知っておこうオーガニック〇×クイズ」を見る

①有機農法とは有機肥料を使う農法である
×→化学肥料・化学農薬・遺伝子組み換え技術を基本的に使用せずに、環境への負荷を出来る限り低減した農法
②有機農産物は農薬を一切使用せずに作った農産物である
×→農産物に急迫した又は重大な危険がある場合、別表2に掲げている比較的安全性の高い農薬を使用する場合がある
③オーガニック野菜と有機野菜は同じ意味である
〇→英語のORGANICは「生命体の」「生体組織の」という意味から「有機の」「有機的な」という意味に広がったと考えられている
④有機JASマークが無くても有機人参や有機小松菜などと表記して販売しても良い
×→「有機JASマーク」がない農産物と農産物加工食品に、「有機」「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されている
⑤有機JASマークが無くてもオーガニックバナナやオーガニックキウイなどと表記して販売しても良い
×→「有機JASマーク」がない農産物と農産物加工食品に、「有機」「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されている
⑥有機JASマークが無くても有機豆乳やオーガニックジンジャーエールなどと表記して販売しても良い
×→「有機JASマーク」がない農産物と農産物加工食品に、「有機」「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されている
⑦有機JASマークが無くても有機豆腐やオーガニックパスタなどと表記して販売しても良い
×→「有機JASマーク」がない農産物と農産物加工食品に、「有機」「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されている
⑧有機JASマークが無くても有機卵やオーガニックビーフなどと表記して販売しても良い
〇→「有機JASマーク」がない農産物と農産物加工食品に、「有機」「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されている。畜産物なのでOK!
⑨農薬を使っていない農産物を販売する場合、無農薬野菜と書くことは適当な表現である
×→平成15年5月改正前に使われてきた「無農薬」 の表示は、生産者にとっては、「当該農産物の生産過程等において農薬を使用しない栽培方法により生産された農産物」を指す表示でしたが、この表示から消費者が受け取るイメージは「土壌に残留した農薬や周辺ほ場から飛散した農薬を含め、一切の残留農薬を含まない農産物」と受け取られており、優良誤認を招いておりました(無化学肥料も 同様です)。 さらに、「無農薬」の表示は、原則として収穫前3年間以上農薬や化学合成肥料を使用せず、第三者認証・表示規制もあるなど国際基準に準拠した厳しい基準をクリアした 「有機」の表示よりも優良であると誤認している消費者が6割以上存在する(「食品表 示に関するアンケート調査」平成14年総務省)など、消費者の正しい理解が得られに くい表示でした。 「特別栽培農産物に係る表示ガイドラインQ&A」より
⑩減農薬野菜・低農薬野菜と書くことは正しい表現である
×→「減農薬」の表示は、 ・削減の比較の対象となる基準が不明確 ・削減割合が不明確 ・何が削減されたのか不明確(農薬の使用回数なのか残留量なのか)であり、消費者にとって曖昧で分かりにくい表示でした(減化学肥料も同様です。 )。 なお、農薬を使用していない農産物には「農薬:栽培期間中不使用」と、節減対象農 薬を使用していない農産物には「節減対象農薬:栽培期間中不使用」と表示し、節減対 象農薬を節減した農産物には「節減対象農薬:当地比○割減」又は「節減対象農薬:○ ○地域比○割減」と節減割合を表示しなければなりません。 「特別栽培農産物に係る表示ガイドラインQ&A」より
⑪有機JASマークの下に登録認定機関名が記載されていないマークは違反である
⑫輸入品の農産物や農産物加工食品に、海外のオーガニック認証が付いている場合は、有機JASマークが無くても「有機〇〇」や「オーガニック〇〇」と表記しても良い
×
⑬有機JASマークが無くても農産物や農産物加工食品に、英語表記で「organic〇〇」と表記しても問題ない
×
⑭有機農家がマルシェ等で自ら農産物を販売する場合に限り、有機JASマークを付けなくても有機人参などと表記しても良い
×
⑮有機農家は然るべき書類に記載し、役所に登録料を払えば有機JASマークを取得することが出来る
×→有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを農林水産大臣が認定した登録認定機関が検査し、その結果、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます
⑯有害動植物を捕食するアイガモを利用したアイガモ農法は有機農法である
×→アイガモ農法でも農薬を使用することもあり、ただアイガモ農法というだけでは有機農法かどうか分からない
⑰インターネット上で販売する場合、有機JASマークを取得していなくても、有機野菜セットと表記して販売しても違反ではない
〇→新聞、雑誌、チラシ、パンフレット、看板、インターネットなどでは表示規制の対象とならない。
⑱有機トマトを50%以上使用していれば、有機JASマークを付けて有機トマトケチャップと名乗ることが出来る
×→塩と水(&加工助剤)を除いた原材料の全重量の内、95%以上を有機JASの取得した原材料で作らなければならない。遺伝子組み換え技術や放射線照射したものも使用不可
⑲有機加工食品は無添加食品である
×→食品添加物の使用には厳しい基準があり、許されている食品添加物があるからと言って、むやみやたらに使用することは出来ません。あくまでも使用する場合は必要最小限。また、無添加食品には国としての定義が無いので購入の際は注意が必要。
⑳レストランのメニューで有機野菜サラダとある場合、そのサラダの原材料の内50%以上が有機JASを取得したものでなければ違反になる
×→そもそも飲食店にそのような表示の規制が無い。2018年の年末に有機料理を提供する飲食店等の管理方法所謂オーガニックレストラン認証がJAS法で策定
㉑有機JASマークは太陽と雲と植物をイメージしたマークである
㉒有機JASマークは民間の認証である
×
㉓有機JASは農林水産省のマークである
㉔トクホは農林水産省のマークである
×→厚生労働省
㉕オーガニックコットンにも有機JASマークを付けることが出来る
×→経済産業省
㉖オーガニックコスメにも有機JASマークを付けることが出来る
×→厚生労働省
㉗オーガニックビールにも有機JASマークを付けることが出来る
×→国税庁
㉘オーガニックペットフードにも有機JASマークを付けることが出来る
×→厚生労働省
㉙有機農業は、生産された農産物の安全性が担保出来ていれば、生態系の破壊や生物の多様性の妨害もやむを得ない場合はしょうがない。
×→有機農業は、生物の多様性、生物的循環及び土壌の生物活性等、農業生態系の健全性を促進し強化する全体的な生産管理システムであり、国際的な委員会であるコーデックス委員会が作成したガイドラインにその生産原則が規定されています。
㉚我が国の有機農業の取り組み面積は、全耕地面積の10%くらいである
×→約0.5%
イベント内容

■有機JAS映像の上映
■JAS × ちょびっとづかんの上映
■オーガニック相談コーナーとセミナー
有機農業を知っていますか?〜有機 JASマークを選ぶわけ〜
オーガニック展示会、動画撮影のエピソードも交えて、どうすればオーガニックの商品やオーガニックレストランが増えゆくか、普段着でお話しします。オーガニック全般の質問に100回答!「いずみんのオーガニック相談コーナー」何でも質問してみよう! (中村 泉 氏/マスターオーガニックコーディネーター)
■ミニミニマルシェ
有機JAS認定生産者が参加されます。SDGs ワークショップ他も(調整中)
■タイムイベント
オーガニッククイズ ※クイズ参加者、優勝者には商品もあります。
■常時イベント
有機JASマーク塗り絵と野菜のお絵かきコーナー
■アンケート
アンケートにもお答えください。貴重なご意見として役立てます。

■日時:2019年8月25日(日)10:00~17:00 ※荒天中止 少雨決行
■会場:東京・青山 B1 クレヨンハウステラス・野菜市場(一部)
■入場料:無料
■主催:有機農業等に対する消費者・実需者等理解増進活動支援事業 事務局
■共催:クレヨンハウス(東京店)、オーガニックフーズ普及協会
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